苫小牧到着3日目、なんせ仕事があるから遠くへは行けない。朝早起きしたので居酒屋のおばちゃんには不評だったセイコーマートに行く。僕の入ったところはなんというかデイリーヤマザキ的雰囲気だった。垢抜けてないな、というのが印象。惣菜も確かにセブンイレブンの方が美味しそう。結果ハムカツサンドを購入。写真撮ってないけどハムカツがやたら分厚いので、北海道ならではか?と思って購入。味は、まあ普通のハムカツ。あとパンの耳を切って揚げたラスクを購入。
朝からホテルで仕事。スマイルホテル苫小牧は残念ながら北海道にあるまじき部屋の狭さで、こんなに土地が余ってるんだからもう少しデカく取れなかったのかと思うほどシングルベッドと机の距離が近い。風呂も小さい。
昼、外に出る。天気は最高。仕事はほどほどでいいや、と思って目をつけていたでかい公園に向かう。出光カルチャーパークという名前だった。とにかく北海道は道が広くって歩くという行為に向いてない気がしなくもない。建物と建物の間隔が広い。車ないと辛いだろうな。地元のおじいさんが散歩したり、子どもたちと遊んでいる親子がいたりして良い空気感だった。美術館があるので入る。200円ぐらいだったと思う。特別展は写真撮影禁止だが、常設展示は撮影枚数を申告したら撮影してよいとのこと。変わったレギュレーションだ。
美術館としてはこじんまりとしていてローカルの規模であるけども、現地の虫やら生き物やらを中心にしているので郷土の香りがする。ここから北上すると大きい公園があるというので向かってみる。気軽に歩いたのはいいが距離がね、思ったよりも遠いの。ただ広いだけのアスファルトの道をひたすら歩き続けると緑が丘という公園に着く。
展望台の建物でソーダ水とか飲んで休憩。苫小牧はかなり気温が低いんだけど、さすがに汗をかいた。やっぱり北海道だけあって、公園もでかい。全部回ったわけじゃないんだけどもスポーツの競技場がいくつも併設されているらしい。まあ、変わったものがあるわけではないんだけれど。昼メシの時間だったので、近くを調べるとラーメン屋が出てくる。ラーメンは好きじゃないんだけれど、こういう旅行先ではご当地ラーメンを食べると観光した気になれるので食べたりする。
地元の評価が高いみたいだ。これまた緑が丘からの距離ときたら。帰り道を若干それるが仕方ない。店内は清潔だし、店員さんの一人は0歳か1歳ぐらいの子供をおんぶしながら店を切り盛りしていた。牧歌的な姿だ。あるいは先進的な姿か。
味は、うまい。と思う。ラーメンで感動することないし、まあこんなもんかなあという印象。店内はスペースがあるのでゴミゴミしていなくてよかった。来た道を戻ってホテルへと。この日はこれで終わり、というか仕事が終わる頃に眠くなって寝てしまった。起きたら夜中の12時とかだったし飯は食べなかった。スマイルホテル苫小牧のいいところにフロントのある待合に漫画がたくさん置いてあって5冊までなら部屋に持っていっていいというものだ。バガボンドを37巻まで全部読んだ。以前読んだ部分もあるし懐かしかった。ていうか農業編終わってたんだな。連載の最終が2015年だかなので冨樫義博より休載しているんだという余分な知識を得た。4日目は移動日だが、次のエントリで。
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北海道の苫小牧2日目、マルトマ食堂など - フロイドの狂気日記