回転寿司でバカみたいなことをした若者のニュースを見て10年ぐらい前にバカッターとか言われた時期にもあったなあ、と懐かしい気分になった。ただ、賠償請求や社会問題化したら多少は鎮静化に向かうのだけど、日々新ネタを提供する愚かな若者が出てきて驚いている。
いやあ、バカッター騒ぎのときとかも派生イベントがポップしてたかなあ……とか思いつつ、Z世代のチャレンジ具合に感心している。人権意識はアップデートされているけれど、我々の若い頃と変わってねえなあと安心するところもある。
ただ変化のないこととして、結局アホなことをしているのは無教育な貧困層の愚か者であり、貧困でないにしろ、その地域にいる冴えない地元民みたいなのが騒ぎの中心なんだな、と思った。それ以外にやることないの、というプロファイルの点では10年前と変わらない。法的な警戒心や人の迷惑になる、という発想にならない点でも貧困層かそれの一歩手前であり、知性と理性に重きを置いていない部族の若者といった気がする。
愚かな若者をどうするかってのは文科省に任せるとして、そういう外食テロに巻き込まれないようにするには、と考えたら大規模チェーン店や貧乏人御用達しの店に行かない、みたいな結論になる。監視カメラが店内にあろうと止める店員がいなければおかしいことをする人に対応できない。安い店はより金のない人がやってくるわけで、収入の低さと、教育水準の低さはある程度相関性があることは知られているので、安い店に行ったらひどい客がいるもんよ、というわけだ。
客として対応するには、大規模店には行かない、高級店かこじんまりとしている個人店で食べる、ということになる。もともとチェーンはあまり行かないので巻き込まれることはなさそうなのだが、客側も店側も資本主義の上側に寄っていかないと対処できませんよ、という身も蓋もない結論である。
昔からあったんだろうけど、スマホのおかげで猿よりの人類が可視化されて気持ちがブルーになる。信頼も金次第、自分の子供がやることのないポンコツになるかどうかも金次第。
あー、やだなあ。