フロイドの狂気日記

時は流れ、曲も終わった。もっと何か言えたのに。

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おっさんになると痛々しさを意識してしまって嫌になる

そりゃあ誰だって歳を取るが、なんていうのかな、いい大人にならんといかんと思うわけ。何をもっていい大人かというと微妙だが、痛々しいことをしないみたいなことを思う。分別があるというのかな。 無駄にキレないとか、迷惑をかけないとかいうのは当然とし…

シン・エヴァンゲリオン劇場版 平凡なエンディングに感謝だ

四半世紀渡って大人気作品だったエヴァもついに完結。昼夜逆転生活の僕も、初日の朝7時半から梅田で見てきた。ほとんど席は埋まっていた。 エヴァというものは僕のような90年代に幼少期を過ごした男に影響があった。小学生のころ水槽に浮かぶ綾波をテレビで…

5080問題という史上もっとも幸福な社会問題

僕は就職氷河期ではない。少し上の世代にあたる。それが今人生における終盤戦へと差し掛かるにあたって問題にぶち当たっている。いずれ僕も歳を取る。健康上の問題がでてくるかもしれないし、親も死ぬだろう。彼らの行く末は一足はやく訪れる我々の未来でも…

コロナより経済を回せ、の現実はどうだったか

■主要国の2020年(2019年)GDP成長率リスト 日本 -4.8%(+0.67%) 米国 -3.5%(+2.16%) ドイツ -5.3%(+0.56%) イタリア -9.5%(+0.3%) イギリス -9.9%(+1.46%) フランス -8.3%(+1.51%) スペイン -11.0%(+1.98%) スウェーデン -2.8%(+1.26%) ノルウェー -0.8%(+1.2%…

プログラマのOSS貢献という搾取

OSSってやりがい搾取じゃねえか?と思ったので書く。 それを理解するにあたっていくつかのプログラミングの発展段階をまとめる必要があるように思う。 ■原始時代 パソコンのメモリがギガ単位で当たり前となったこの時代には考えられないが、そもそも動かせる…

ナーロッパ批判という、なろう小説への嫉妬

■端的に 練られているとは決して言えないナーロッパ舞台のなろう小説を批判する言説というのは、だいたい「俺の頃の部活はもっと厳しかった」という高校生の愚痴のようなものだ。 ■以下ぐだぐだ 個人的になろう小説はweb版のタダで発表されているものさえ一…

チームプレイにおける「お前にゃ無理だ魚住」問題

魚住「神奈川NO,1の看板は今日限りでおろしてもらう」牧 「お前にゃ無理だ魚住」魚住「オレじゃない ウチの仙道がやる」 漫画のスラムダンクで印象に残っているシーンだ。魚住は陵南高校バスケ部主将で身長2メートル超えのセンター。牧は海南大附属高校のキ…

「黒い匣」徴税能力さえない国の末路

結構前に話題になっててkindle版が出ていたので買って読んだ。 ギリシャの元財務相が書いた、2015年当時のギリシャ政権とEUのやり取りの一幕を書いたもの。一応ノンフィクションと言えるのだろうか。内容としては、経済危機でギリシャ経済が破綻寸前まで追い…

森喜朗が差別的?いや、日本人の本音は「女性差別の温存」

森の叩かれぶりを見てるとアホらしいなあって 森氏、会見の舞台裏明かす「辞任する腹決めたが説得で思いとどまった」 - 毎日新聞 森元総理の発言で日本で恒例の総バッシングが始まっている。 文章のうまい人によるここぞとばかり人権アピールが始まり、俄然…

フィクションで良い日本政治が描けなくなった世界線

小説とか映画とかのフィクションで日本政治は、何やかんやで希望を持った展開が描かれた気がする。ぱっと思いついたのはシン・ゴジラ。かわぐちかいじの作品とかも官僚は優秀で、政治家のトップ層は腹黒いが根回しがうまく優れたところがある、みたいな内容…